Y子は見事ハイスぺ夫をgetし、彼がいかに素晴らしいかを毎日の様に報告してくれました。
- 自営業で年収が1,200万円あることを証明する給与明細を写メしてくる
- 英語ペラペラでカッコイイ
- セブ島に新婚旅行並みの婚前旅行に行った
- レアな高級外車を購入し、その国の領事館でのパーティーに二人で参加した
- 結婚を期に仕事を辞める
私は最初はおめでとー!!と心からお祝いしていたんですが、だんだん自分との、自分の夫との格差に妬んでしまうようになっていました。
Y子は決して自慢しているつもりはなく、純粋に彼凄いの!!と伝えたいだけなのは、長い付き合いから分かっていました。
でも自慢話を聞く度に凄いねー!かっこいいねー!と合わせるのがしんどくなってきて、新居に高級マンションを買ったという話を電話で聞いた時には、真夏の大阪駅で立っていられないくらい辛くて、座り込んでしまいました。
新居に遊びに来てねと幸せそうに言うY子が憎いとまで感じ、何もないわたしとY子の違いを受け入れることができませんでした。
私は安い賃貸に住み、もちろん車も無く夫は運転が嫌い、新婚旅行も行っていない、ブサイクで清潔感も無い、貯金もない。ないない尽くし…。
夫にも良いところはたくさんあるのに、それを潰して上回るほどの虚しさとイライラが毎日わたしを襲ってきました。
結果、私はY子を着信拒否し、LINEもブロックしてシャットアウトしました。
友達は大切にすることを信条に生きてきましたが、もう幸せそうな彼女を見たくなかったんです。
Y子は私に拒否されているなんて夢にも思っておらず、あの手この手で連絡をよこしてきました。
そりゃそうですよね、Y子からすれば既婚者の友達に婚活報告をしていただけ。
私は悩んでることを話してなかったし、自分が元々妬みっぽい人間であることも知られないようにしていました。
Y子は共通の友人であるK子に相談し、K子から尋問されました。
K子は私と違ってお金とか物欲が少なく、他人にいい意味で興味のない子です。
K子も婚活中ですが、今の私の様に仕事や条件ではなく性格や相性で男性を見ている俗にいういい子でした。
なので私の気持ちを話しても、人は人だと言われて理解してもらえないだろうと思い、なによりその時の私は妬みで腐った自分が恥ずかしかったので、かなり掻い摘んで事情を話しました。
案の定なぜ友達の玉の輿が許せないのか分からないと言われましたが、絶縁したことにはあっさり納得してくれました。
この時も私は、K子が一度も結婚をしたことがないから分からないんだと
私だって本当なら純粋に祝いたいわ!と内心思っていました。
ほんと僻みで腐ってますね。
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